リテラブル?

リテラブル座談会 後編

2021.04.16

やってみたかったけど、できなかったこと

カン 次はやってみたかったけど、できなかったこと。皆さんはどうですか?

ヤマイ それこそ何が出来るか、何が出来ないか分かんなかった頃に、言っては沈んでった企画はたくさんあるよね。卒論で展覧会をやろうとか、中庭で映画祭をしようとか言うだけ言って、全部無理だねっていうのはありましたね。

トミザワ あったね。巨大広告作ろうみたいな話ね。

ヤマイ そうそう。中庭にQRコード貼り付けてやろうみたいな話を。

カン あれはやりたかったな。

タネイシ 文化祭もほんとはなんかやりたかったけどね。

カン なに言ってたんだっけ? 文化祭。

タネイシ ヤマイが提案してたのは、プールに文字をいっぱい浮かべようってやつ。

ヤマイ 文字を浮かべようって何? 谷川俊太郎の展示(谷川俊太郎展)みたいな感じ?

タネイシ いや、私が聞きたいんだが(笑)。

トミザワ あれもあったなあ。卒論を食べようみたいな話。

タネイシ あ、言ってた。

ヤマイ 卒論を食べようは言った。

カン あ、でた。五感で卒論展(笑)。

タムラ 卒論を食べる? どういうことですか(笑)。

トミザワ 卒論を視覚だけじゃなくて嗅覚、手触り、食感まで使って、卒論っていうものがなんでしょうみたいな……。

ヤマイ それ(五感で卒論展)は企画書にしたもん。

タムラ いやあ、意味わかんないっすね(笑)。

カン え、「五感で卒論展」で、あれじゃない? オブジェっていうか、3Dプリンターでモノ作って展示したいって話をしてたじゃない。

ヤマイ してない。それはしてない(笑)。

カン した、した!

ヤマイ それはたぶんカンさんが言ってたんですよ。

カン 違うよ! そこに引き出しとか、ドアを付けるとか言ってたって! 絶対言ってた。ヤマイが。

ヤマイ ああ、ドアと引き出しも言った。

カン そうそう。卒論ってただの紙と文字だから、もっと五感を使って卒論を見せたいよねっていう企画は、結構いろいろ考えてたよね。実現はしなかったけど。

ヤマイ そうそう。

タムラ そうなんすね。へぇー。

カン あー、ラジオやりたかったよね?

ヤマイ・トミザワ あー!

ヤマイ トミザワがラジオやる話あったよね?

トミザワ このノリでね。できればやりたかったねー。

カン ラジオやりたかった。ジングルとか作りたかったもん。

ヤマイ 去る人たちばっかり言ってますけど、これから出来る可能性のあるムラカミ君とタムラ君は思い返してみてやってみたかったことがあれば。

タムラ 自分が一番最初に入った後輩だったと思うんですけど、コロナがなかったらもうちょい色んな記事に関われたかなと思うんですよね。

カン・トミザワ うんうん。

タムラ 今、オンラインになっちゃったりとか、やっぱり家でも出来るものが中心なので、「360度研究室」とか「TEACH IN MOVIES」とか、なかなか出来なかったじゃないですか。だから、もうちょっと色んな記事に関われたかなと思うと、それは残念かなと思いますね。

ヤマイ 研究室はそもそも自分の部屋を公開したくないという意見があまりにも多くて……。

タムラ あー、そっか。いや、でも、研究室は面白そうだなって思ってたんで。

ヤマイ ありがたいね。ありがたいなぁ。

カン その企画をまんまじゃなくてもいい感じに引き継げたら面白いかなぁって思う。

ヤマイ ムラカミ君はなんかあります?

ムラカミ 自分もタムラさんと同じで、こんな状況じゃなければ現地に赴くことも出来たと思うんですよ。でも逆に言えば自分がここに入らせてもらったのがこの状況だったからってのがあるので。

カン うんうん。

ムラカミ やってみたいこととしたら、このサイトだけにとどまらずに、例えば小冊子みたいなものとか出来たら面白いかなと思いつつ、さっき誰かがおっしゃってた中庭にQRコードみたいなこともやってみたいかも(笑)

トミザワ マジで?(笑)

タネイシ すごいじゃん(笑)。

ヤマイ ぜひに。中庭の学友会の掲示板にQRコードは実現度高いので、ぜひやってもらえれば。文化祭でさ、一年間の記事まとめた冊子とか出してもいいのかもね。

トミザワ ね。それは今すごく思ったわ。小冊子って聞いて、今まで書いてきた文章を全部まとめて冊子にするのは面白そうって思った。

ヤマイ 学祭は多分今年もオンラインだろうから、今から新倉先生と一緒に準備していけば出せるものがあるかもしれないし。

トミザワ そうだね。オンラインだからこそできることみたいなのを若干考えておくと面白いかもしんない。そうでなくとも、便乗してできることみたいなのでもいいと思うし。ちなみにゴトウは?やりたかったこと、やってみたかったことみたいな。

ゴトウ うーん、みんなとそんなに変わんないかな。

ヤマイ 「TEACH IN MOVIES」できてよかったよね。凄い良かったと思う。

ゴトウ 及川先生にってこと?

ヤマイ 及川先生もそうだし、ちゃんと企画として。人に聞きに行ってっていう中では「TEACH IN MOVIES」は第3回までやってる上に分割して前編後編で投稿してるから一番量あるよね。研究室は第1回しか載せられてないので、それに比べると形になって続けられている企画として、すごいいいところに落ち着いたなぁと思います。

ゴトウ そうだね。企画の中で最後までつぶれずにやれたのはよかったかなぁと思います。

タネイシ そんな消極的な(笑)

トミザワ でも、実際Zoomでインタビューして記事が書けたっていうのはリテラブルにとっては大きい財産というか、コロナ禍でしっかり活動できたのは、ムラカミ君もゴトウも、すごいなぁって思うから……。誇ってよくない?(笑)

ゴトウ そうね。今回は及川先生がめっちゃ協力的だったのが強いなっていう感じかな。普通にゼミ生も協力してくれたし、みんな四年生っていうのはちょっとびっくりだったけど、ありがたかったな。

後輩へのメッセージ

カン 最後にリテラブルに興味ある後輩にメッセージ。じゃあまず私から。人に話を聞いて、それを自分で文章にするとか、文章を扱うことがやってみたい、好きっていう子は向いてるんじゃないかなって思いますね。皆様はどうでしょうか。どういう子に来てほしいみたいな。いいよ、誰でも。挙手!

ヤマイ じゃあゴトウ。ゴトウくん。

トミザワ 挙手じゃねーのかよ(笑)。

ヤマイ (笑)。

ゴトウ 自分逆に話すこととか苦手な人が入ってくれればいいなと思うかな。ていうか、自分が話すのが苦手で、わざとここに入ったみたいなところがあるから。ここに入って、活動することで知らない人とのコミュニケーションだったりとか、人から話を聞いて、自分で考えて物事を発信していくみたいなことができるようになってくるのかなって思うので、そういう人たちもちょっと頑張って、「日常にスパイスを」じゃないけど、そういう思いで入ってくれればいいかなと思います。

トミザワ 「日常にスパイスを」っていいな、なんか。

カン いいよね。

トミザワ 次は‥じゃあゴトウ指名で行きましょ。せっかくなんでここは指名制で。

ゴトウ じゃあムラカミ君お願いしまーす。

ムラカミ はい。自分はまだそんな長いことやってるわけじゃありませんけれど、まじめにゆるくみたいな感じで出来て、そこがこの団体のいいところなんじゃないかなと勝手に思っているので、そういう感じで活動したいなあと。あとさっき誰かおっしゃってたみたいに、いろんな人に会ったり、話を聞いたり、できますよね。それこそ自分の「TEACH IN MOVIES」みたいに、他の学科の四年生とか、普通に生活してたら話聞く機会とかほとんどないと思うので。色んな人と話せますし、そういうことがしたい方はぜひいらしてくださいという感じです。

カン そうだねぇ。じゃあ、トミーでいい感じに締めて。

トミザワ あ、かしこまりです。普段からいろんなこと、自分の学科のことでもいいし、趣味としてアニメをいっぱい見てるとか、漫画をいっぱい読んでるとかそういう、せっかく自分が好きで、いろいろ考えるようなことがあるのに、その感想をtwitterとかの140文字で済ませてしまうっていうのがすごくもったいないなと思ってるんだよね。リテラブルはそういったものに対して専門家も呼んで、興味、知識であったり、経験っていうものをプラスして豊かにしていく、自分の好きをもっと深めていけるような場所なんじゃないかなって思ってる。

それに「日常にスパイスを」じゃないけど、大学生って、何もやらないで過ごそうと思えば、4年間何もやらないで終わるんですよね。これは成城リテラブルに限ったことではなくて、このご時世の中で自分がやりたいと思ったことがあったら、それを受け止めてくれる窓口みたいなものって必ず存在していると思うので、成城リテラブルでやれることはないかな、自分がやれることの中で、成城リテラブルと共通点があるところないかなって感じた人は、ぜひ来てほしいと思うし、もし無くても、新しく作っていくのもいいと思う。だってこの団体2年目?3年目?だもんね。これからもっと色々新しいことをしていく団体だと思っているので、そういう新しいことも色々進められる活力のある人は、ぜひ成城リテラブルに入ってほしいなっていう風に思います。

カン そうだね。

トミザワ なんかみんなの話聞いて、この団体はなんだかんだやっぱまじめな人多いなって思ったわ(笑)。

カン 確かに。

トミザワ 入ってきた後輩もみんなまじめだし、誰かも言ってたけど肩ひじ張らずにやってほしいな!